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すぐれた熱伝導性や傷にも強い鉄フライパン。
フッ素樹脂加工のフライパンと違って、錆や焦げがついても「焼き慣らし」などのお手入れを行えば何年も使える耐久性があり、一生もののフライパンと言われる物もあります。
一方で鉄フライパンは、「最初の油ならしが面倒」「くっつきやすそう」「お手入れが大変そう」「錆てしまいそう」などとハードルが高いイメージを持っている人も多いかと思います。
実は私もそのようなイメージを持っていました。でも実際に購入して使っていくうちにマイナスイメージは全くなくなり、今では鉄フライパンの方が扱いやすいと感じています。
今回は、鉄フライパンを購入したらまず最初にする「焼き慣らし(油ならしとも言う)」についてまとめます。
画像多めで分かりやすく丁寧にまとめるので、ぜひ参考にしてください♡
鉄の塊(銑鉄)を真っ赤に熱し、何度も叩いて成形した鍛造のクラシックフライパンは強靭でつなぎ目のない一体型。適切なお手入れをすれば半永久的に使えると言われています。
![未開封のタークフライパン](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/aba1dd9afd994bc383f5259806be7bb4.jpg)
![新品タークのフライパン](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/2.jpg)
私も最初見たとき、「えっ…これって新品だよね?なんか間違ったの届いた?」って心配になりました。
でも安心してください!これがタークのフライパン。
表面にはザラザラした粒状の鉄や赤錆のようなものがついています。ぼこぼこして鉄の地金が見えることもあります。
また、製造後は食用のオリーブオイルを塗って出荷されるのでベタベタしています。
![新品タークフライパンの裏側](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/3.jpg)
製造過程で表面についたものを取り除き、表面を滑らかにするための使用前の工程を「焼き慣らし(油ならし)」といいます。
焼き慣らしをすることでフライパンに油膜ができて、食材を焼いたときくっつきにくくする役割にもなります。
それでは早速、焼き慣らしをやっていきましょう!
焼き慣らしに必要なもの
![タークフライパン 油ならしに必要なもの](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/5.jpg)
・クレンザー(粉でもクリームでも可)
・金たわし
・野菜のくず(今回はじゃがいもの皮と人参のへたを使用)
画像に写ってないけど、
・食用油
・キッチンペーパー
・トング
・油を捨てる容器
焼き慣らしの手順
シールを剥がす(タークの場合)
正規品の証(かは知らんけど)、シールを剥がす。
![タークフライパンシール](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/4.jpg)
爪と指でペリペリ…っとな
表面を洗う
①フライパン全体に水をかけたら、クレンザーと金たわしでゴシゴシ洗う
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/6.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/7.jpg)
表・裏・取手をゴシゴシこする。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/8.jpg)
洗っていると、赤茶色の泡が浮き上がってきます。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/9.jpg)
水で泡をきれいに洗い流す。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/11.jpg)
クレンザーと金たわしを使うことで、表面についている粒状の鉄や油が落ちました!
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/13.jpg)
タークの場合、鉄と油汚れで手が黒くなることも…↓
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/12.jpg)
気になる方は、使い捨て手袋やゴム手袋をして洗うことをお勧めします(何回か手洗いすれば取れるよ)。
②キッチンペーパーで水分を拭きとる
鉄なので水分は錆の原因になります。水分はきれいに拭き取りましょう。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/14.jpg)
この時点でまだ少し黒いものが残っていますが、汚れではないので残っていても問題ありません。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/16.jpg)
表面のざらつきやべたつきがなくなり、とてもきれいになりました。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/15.jpg)
加熱処理をする
フライパンに食用油、野菜の皮、塩を入れる
私はジャガイモ2個分の皮と人参のヘタを2個、塩大さじ1強を入れました。
このときの油は、廃食用油でも大丈夫です。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/17.jpg)
野菜くずを入れることで野菜から出る水分が油の酸化を促進させます。また、野菜くずが鉄臭さを吸収し取り除く役割をしてくれます。
塩を入れることで油が高温になっても食材が焦げ付きにくくなります。
※油が浸かっていない部分(フライパンの淵)にも、油をしみ込ませたキッチンペーパーを使って油を馴染ませてね。
全ての材料を入れてから加熱する
火加減は弱火。時々ターナーなどを使ってゆっくりかき混ぜてね。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/18.jpg)
約15分~20分加熱したら加熱をやめ、粗熱が取れるまでそのまま待ちます。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/19.jpg)
粗熱がとれたら野菜くずと油を取り除きます。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/21.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/22.jpg)
フライパンに残った油をキッチンペーパーで拭き取ります。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/23.jpg)
水で洗い流す
なじませた油が流れてしまうので、洗剤は使いません。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/24.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/25.jpg)
水とたわしで洗うだけでピカピカになります。キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取りましょう。
油をなじませる
フライパンに食用油を注ぎ中火で加熱する。
このときの油は、ろ過で漉したものや新しいものを使った方がいいです。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/27.jpg)
湯気があがってきたら火を止め油をオイルポットなどに取り出す。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/28.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2022/12/4955439e99ff716028ee84d09666c10c-320x180.jpg)
キッチンペーパーなどでフライパンについている油をふき取る。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/29.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/30.jpg)
すると、油でコーティングされてつやつやピカピカになります。
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/31.jpg)
![](https://happylife-chie.com/wp-content/uploads/2023/06/32.jpg)
お疲れさまでした!これで油ならしの作業は終了です。
鉄のフライパンは最初の油ならしが少し手間に感じるかもしれませんが、「育てるフライパン」ともいわれるように使うごとに油なじみがよくなり、だんだんと使いやすくなります。
また、「一生もののフライパン」ともいわれるので正しく使えばアルミやコーティング加工されたフライパンより長持ちするので2~3年で買い換える必要がなくなりますよ。
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